解決事例

個人の債務整理

800万円の負債を整理

Aさんは、当事務所の弁護士に相談に来られた際、消費者金融10社に対し約800万円の債務を抱え、毎月の返済が困難な状態で、自己破産を覚悟して相談に来られました。

弁護士において、債権者へこれまでの取引経過の開示を求め、それを元に利息制限法の引き直し計算を行ったところ、うち4社に関しては元本の返済が終了しているばかりか、逆に合計525万円余りの過払金があることが判明し、裁判により、これらの過払い金を全て返還してもらいました。残りの6社は債務が残りましたが、引き直し後の金額約460万円を分割して返済する内容で和解が成立しました。

債務整理の結果、Aさんは、800万円の負債の返済から解放され、再出発をされています。

完済後に過払金約500万円が判明!

Bさんは、消費者金融3社より、長い間借金をしていました。数年前に完済しましたが、ニュース等で過払い金という言葉をよく耳にすることから、自分も過払い金があるのではないかと思われて、当事務所の弁護士に相談に来られました。

弁護士において、消費者金融業者からこれまでの取引経過を提出してもらい、利息制限法の引き直し計算を行ったところ、3社に対して約500万円の過払金があることが判明しました。

消費者金融会社から減額の申し出がありましたが、訴訟を提起し、過払い金の全額を取り戻すことができました。

個人再生で自宅を守って債務整理

Cさんは、大手企業に勤務する年収約700万円のサラリーマンでした。数年前に副業として始めたアパート経営が行き詰まり、自宅の住宅ローンの外に約3000万円の負債を抱え、その返済に困って、当事務所の弁護士に相談に来られました。

Cさんは、10年前に購入した自宅を手放すことを覚悟しておられましたが、弁護士と相談した結果、自宅を失わずに債務整理が可能な個人再生手続きを行うことになりました。
個人再生手続きを行った結果、負債の1割である約300万円を3年間で分割返済することで住宅ローン以外の債務を整理することができました。個人再生手続きによって、自宅に住み続けることができ、また、将来受け取る退職金も確保することができました。

個人再生で自営業を立て直し

Dさんは、約10年前に独立して自営で塗装業を営んでこられました。独立当初に収入が不安定な時期があり、その頃の生活費等のための借金が現在も約350万円残っており、その返済に困って当事務所に相談に来られました。

自営の塗装業自体は順調でしたので、事業継続に支障を来さないように個人再生手続きによって債務を整理することにしました。
借金を利息制限法に引き直した上で、個人再生手続きにより債務のカットを行い、3年間で合計100万円を返済することで解決しました。現在は、塗装業も順調で借金の返済に困らない生活をおくっておられます。

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